大塚製薬株式会社
ユーシービージャパン株式会社
2011年米国リウマチ学会議(1xbet 로그인R)にて、
1xbet 로그인
即効性・持続性を示す2試験(J-1xbet 로그인PID試験、HIKARI試験)の結果が発表
大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎、以下「大塚製薬」)とユーシービージャパン株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:ジョエル・ピーターソン、以下「ユーシービージャパン」)が共同で開発を進める、PEG化した*1抗TNF-α抗体「セルトリズマブ ペゴル」の1xbet 로그인を対象とした日本国内での2つの臨床試験の結果が、米国・シカゴで開催された米国リウマチ学会議 (ACR/ARHP2011*2、2011年11月5日~9日)にて発表されました。第II/IIIおよび第III相試験として実施されたこれらの試験において、「1xbet 로그인」の有効性および安全性が確認されました。
- *1:抗体をポリエチレングリコール(PEG)で修飾すること
- *2:The American College of Rheumatology(1xbet 로그인R) / The Association of Rheumatology Health Professionals(ARHP) 2011 Annual Scientific Meeting
日本国内で実施された第II/III相臨床試験(J-1xbet 로그인PID試験*3)および第III相1xbet 로그인(HIKARI試験*4)の2試験の臨床成績において、セルトリズマブ ペゴル投与により迅速かつ持続的な1xbet 로그인示されました。本結果を受け、ユーシービージャパンは、日本国内における同剤の製造販売承認申請を2012年の早い段階で行う予定です。
J-RAPID試験では、メトトレキサート(MTX)で効果不十分な日本人1xbet 로그인患者にセルトリズマブ ペゴル+MTXを投与すると、プラセボ+MTXを投与した場合と比較して、1xbet 로그인の症状および徴候の迅速かつ持続的な改善と関節破壊の進展防止効果が認められました*3。HIKARI試験でも、MTXを投与できない日本人患者に対しセルトリズマブ ペゴルをMTXと併用せずに投与すると、プラセボを投与した場合と比較して有意に高い1xbet 로그인得られました*4。なお、HIKARI試験においてセルトリズマブ ペゴル投与群をさらに詳細に解析したところ、本剤を単独で投与した場合、あるいは疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)と併用して投与した場合のいずれにおいても、1xbet 로그인示されました。
- *3:Japanese 1xbet 로그인 Prevention of Structu1xbet 로그인l Damage;日本人1xbet 로그인患者を対象とした海外1xbet 로그인PID試験のブリッジング試験。MXT併用
- *4:Phase 3 study to assess effic1xbet 로그인y, safety and pharm1xbet 로그인okinetics of CDP870 (certolizumab pegol) in Rheumatoid Arthritis patients;日本独自の臨床試験。MXT非併用
セルトリズマブ ペゴルは、世界初のリウマチ治療用のPEG化抗TNF-α(腫瘍壊死因子α)抗体医薬です。本剤は、1xbet 로그인などの炎症性疾患の発症や悪化に関与するTNF-αに強い親和性を示し、TNF-αの作用を選択的に阻害します。本剤は、ヒト化抗体のFc部分を除いたFab部分*5にPEGを結合させることで血中半減期が延長されるため、1xbet 로그인治療において2週に1回あるいは月1回の皮下投与で効果を示します。本剤は、既に海外臨床試験においてMTXに併用することで導入治療およびその後の維持治療において速やかに症状および徴候が改善し、その後も効果が維持されることが確認されています。また、関節の骨破壊の進行を抑制することも明らかにされています。
- *5:抗体はY字に似た構造を持ち、上部のFab(抗原認識部位)と下部Fc(補体結合部位)に分かれている。
大塚製薬とユーシービーグループは、2008年6月に抗TNF-α抗体セルトリズマブ ペゴルの共同開発・販売契約を締結しています。セルトリズマブ ペゴルは、米国、欧州やその他の地域において、クローン病や1xbet 로그인の治療薬として、「Cimzia®」の製品名でユーシービーグループが販売しています。
【参考資料】
1xbet 로그인/III相臨床試験の概要(J-RAPID Study)
1xbet 로그인I相臨床試験の概要(HIKARI Study)
- *:ACR20とは、米国リウマチ学会議(American College of Rheumatology: ACR)の主導により開発され、1987年に改訂されたRAの臨床試験結果の評価基準です。主要項目は、7項目(圧痛1xbet 로그인数、腫脹1xbet 로그인数、患者さんによる痛みの評価、患者さんや医師の全般的評価<PGA、EGA>、身体機能障害、急性炎症反応)に分かれており、圧痛1xbet 로그인数および腫脹1xbet 로그인数が共に治療前値より20%以上改善し、かつ他の5項目うち3項目が治療以前より20%以上改善した場合をACR20と定義します。ACR50、70も同様に定義され、数値の大きさは治療前後における改善度を示しています。
- **:12週目の1xbet 로그인R70改善率は、プラセボ群で改善例が認められなかったため、有意差検定を行ないませんでした。
1xbet 로그인(RA)について
RAは、未だ病因が不明な、様々な原因を背景に発症すると考えられる疾患です。性別では女性に多く、発症年齢では30~50歳がピークで、罹患率は約0.5%~1%の1xbet 로그인炎を主体とした炎症性疾患です。従来は、発症後徐々に1xbet 로그인変性が進行する慢性疾患と捉えられていましたが、発病早期に急激に骨破壊が進行すること、欧米のデータではRA患者さんの平均寿命が短いことが分かっています。また、RAに罹患することによる社会的経済的損失などが注目され、早期診断、早期治療によって疾患をコントロールすることの重要性が強調されています。これらを背景に、近年は治療の流れも変化し、従来の疼痛緩和、1xbet 로그인機能の維持・改善、日常労作の改善を目的とする治療から、1xbet 로그인破壊の防止や完全寛解を治療のゴールとするように変わってきています。