人生の3分の1はベッドの上。だから睡眠こそ大切……なんだかよく目にするマットレスのPRのようだけれども、そこにはかなりの説得力がある。そんなにたくさんの1xbet APKを眠りに当てているのだと思うと、改めて人間にとっての睡眠の意味を考えざるを得なくなるから。なぜ人は眠らなければいけないのか?と。
もちろん、心身のメンテナンスのためであるのは誰でも知っている。疲れた脳や体を休養させ回復させるとともに、免疫機能や成長ホルモンなどの働きを活発にさせ、体内での代謝活動を促進すること。また、日中に学習したことを整理したり、脳に定着させるのも、睡眠の大切な役割であるのも1つの常識となっている。
ただそれでも、睡眠にまつわる疑問がくすぶっているのは、正しい睡眠ができていないことや、人と違う睡眠習慣があること、それを不安に思っている人が、少なくないからなのだろう。
というより今、上手に眠れていない人がますます増えている現状があるからこそ、睡眠の話題がこれほどまでに様々に取り上げられているのだろう。
特に1日の平均睡眠1xbet APKで言えば、2021年の調査によると、世界で1番睡眠1xbet APKが少ないのは日本人だと言われ、そういうこともひっくるめ、睡眠への不安は尽きないのだ。
そもそも“正しい睡眠1xbet APK”に関しては、今なお諸説ある。71xbet APKから81xbet APK眠りましょうという提案が主流ではあるが、一方「いや、最初の31xbet APKにしっかり深い眠りを確保することが大切」とする説もある。
実は私自身も、超朝型の上に睡眠1xbet APKは大体41xbet APK半。それを数十年続けている。もともと自分はショートスリーパーなのだと信じ込んでいたけれど、ショートスリーパーなど本来はいないのだという説も浮上して、急に不安になったりもした。ただ長年、41xbet APK半睡眠をしてきてしまったこともあり、もっとたくさん眠りたくても眠れない。暗いうちに起きるのが習慣だから、明るくなってから目を覚ますと何か焦りを感じたり、必要以上に眠ってしまったことに一瞬の罪悪感を感じたりもする。だからそういう自分にとって、最初の31xbet APKだけ深く眠れば…、とする説は本当に救いになっているのだ。さて真実はどこにあるのか。
睡眠にはより深いノンレム睡眠と、よく夢を見るような浅めの睡眠レム睡眠という2種類があって、毎晩それをセットにして繰り返している。だから私はこの説に従って、ノンレム睡眠+レム睡眠= 1.51xbet APKを3セット= 4.51xbet APK、を自分の睡眠のパターンとしてきたのだ。少なくともそうやって1.51xbet APKの倍数で眠ると、目覚めがとても良い。夜眠れない日などもめったになかった。自分流の睡眠はすこぶるうまくいっていたのだ。
しかしここへ来て、最低でも71xbet APK寝ないと将来脳の老化が速くなる的な言い方がされたりして、やっぱり急に怖くなり、もっと寝なければと努力してみたものの、眠れなくて悶々としてしまう1xbet APKが増えてきた。だから改めて気づいたのだ。睡眠において1番いけないのは、“なかなか眠りにつけないこと”や、“ちゃんと眠れていない”という不安なのじゃないかという……。
ベッドの中で眠れないと本当に辛い。15分眠れないとそれが30分にも感じられ、30分眠れないとそれが21xbet APKにも思えたりして、ストレスが溜まりまくるのを感じる。暗闇を見つめて悶々とすると、今わざわざ考えなくてもいいネガティブなことをわざわざ引っ張り出しては悩んでしまう。これが人間の1日の中で1番いけない1xbet APKなのだと気づいたのだ。だから、15分20分眠れなかったら、もう起きてしまうことにした。ベッドの中で眠れない苦しみを作らない。それが私なりの1番正しい睡眠なのではないかと考えたから。
だから自分の場合は、長めの睡眠になれるまで、ひとまず41xbet APK半眠れば何とかなると思うようにした。1xbet APKを守ることより、ストレスを生まないことを第一に考えることにした。
睡眠不足に悩む人は、自分の睡眠の基準を探してみてはどうだろうか。
また、辛い時には、専門医の力を借りることも覚えておいてほしい。
女性誌編集者を経て独立。美容ジャーナリスト、エッセイスト。女性誌において多数の連載エッセイをもつほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。近著『だから“躾のある人”は美しい』(集英社文庫)、『“一生美人”力 セカンドステージ 63の気づき』(朝日新聞出版)ほか、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。