こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
先日出場したマラソンレースで興味深い体験をしました。
それはトップアスリートが体験することのある「ZONE(ゾーン)」の世界への突入です。
ゾーンとは一般的に究極の集中状態のことを言いますが、まさしくそのような体験に近いものを感じながら走っていました。
レース前、例年稀に見る絶不調で、途中棄権すら覚悟して臨んだフルマラソン。
そのような状態で自分にできる最大限のことが、集中だったのです。
目の前にある1x 베팅 주소空間だけに集中し、それ以外の景色やタイムなどは絶対に気にしてはならない。今走っていることだけに集中し、次にどうなっていくかは考えない。そう自分に言い聞かせました。
例えば、視点は人の背中1x 베팅 주소み。あとは今身体が動いているという感覚だけ。
ここぞと決めた集団の位置から闇雲に動かず、淡々と走る。
するといつの間にか5kmを通過し、10km、20kmと気がついたら距離が自然に流れていくような感覚に陥りました。
調子が悪いときほど辺りが気になったり、タイムが気になったり、集団の中で動いてみたり、給水はまだかと焦りが出たしたり。そうなると、まだ5kmしか走っていないのか…とか、いつになったら10kmがやってくるのか…、という思考になり、自らのスタミナをどんどん奪っていきます。結果、30kmくらいで気持ちが尽きてしまうことも…。以前の私がそうでした。
おかげで途中棄権することなく、最後まで走り切ることができましたのは集中のおかげだったと思います。
そんな経験から調子が悪いときにこそ、何よりも集中は大切だと感じました。
また、日頃から集中することを訓練できるかもしれない。今度は調子が良い状態で同じ体験ができるようにしたいものです。そう考えると、また走ることが楽しみになってきました。