こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

先日、毎年正月に行われる箱根の駅伝予選会に行って来ました。

私も学生の頃は2回ほど走りましたが何とも言えぬ緊張感。
どこの大学もこの日のために必死に取り組んできたことでしょう。
その想いがヒシヒシと伝わって来ます。

思い通りの走りができたランナー、逆に本来の力を出すことができなかったランナー。
走り出せば一人ですがチームの合計タイムで勝敗が決まります。
よって、上手く走れなかったランナーを自らの快走により救ったランナー、上手く走ったランナーの逆に足を引っ張ってしまった者もいたことでしょう。

結果発表のとき歓喜に湧くチーム。
そして泣き崩れるチーム。
これが勝負というものですが、それぞれ必死に頑張って来ただけに見ている側としては複雑な気持ちになります。

しかしながら、その頑張りというものは自分の中の範囲内でしかないのかもしれない。
自分なりに頑張ったと思い込んでいただけであって、勝つチーム、上位で走った選手は自分が想像もつかないくらいの練習を積み上げて頑張って来たかもしれません。
やはり練習でやれないことはレースにおいてもできません。
やって来たことがそのまま出る陸上競技です。

この場はある意味、そのようなことを気づかされる場なのかもしれませんね。
強くなる選手はそこに気づいていける選手、自分のあり方を見直し課題を見つけ取り組んでいける選手かもしれません。

どんなレベルであれ、真剣に取り組む学生たちの姿は美しいものです。
頑張っているからこそ、やっていることが少しでも結果に結びつき、喜びを感じる瞬間を何度も味わって欲しいと心から願います。

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