こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
先日久しぶりに山に行ってきました。いつもならランニングをしに山に行きますが、今回はじっくり歩くことを目的とした山歩きです。
ちょうど新緑の季節。木漏れ日が降り注ぎ、葉を一枚一枚を色鮮やかに映し出してくれています。また岩陰から吹くそよ風が心地よく、深呼吸をすると澄んだ空気が身体の奥まで染み渡り、新たに芽吹いた若葉の匂いまで感じます。風音や小鳥のさえずりを耳で感じながら、一歩一歩大地を踏みしめて歩いていると、そこはまるで普段の生活とはかけ離れた世界です。これらは失った五感を取り戻すような作業のように思えました。走りではなく、ゆっくり歩いたからこそ感じ取ることができたのかもしれませんね。
コロナの影響で、不安だったり迷いだったり、見えないプレッシャーなどで心が疲れてしまうことがあります。焦ってもどうしようもないときだってあります。そんなときにこそ、急がず、ゆっくりじっくりと本質を見つめ直してみるのもいいですね。言葉で表せないような心地よさと、心と身体に染み渡る爽快感。そいういった意味で、今回の山歩きは私の心と身体のエネルギーを満たしてくれたように思います。本来人間が持っている五感という機能を呼び覚まし、頭だけで考えるのではなく、身体全体で感じてみるということも今の時代には大切なことかもしれません。
健全な精神は健全な肉体に宿るとも言います。これからも、心と身体の健康を保つ工夫、していきたいです。