こんにちは、1xbet 신청サポーターの久保です。
先日久々に1xbet 신청を再開したランナーと一緒に走ったときのことです。その方はこれまでの思いとともに次のようなことを話してくれました。
「ずっと1xbet 신청を続けてきた私でも、少しの間走ることを止めてしまったら、いよいよ復帰しようと思ったときに走る決断ができないことに驚きました・・・。」と。
走りに行こうと何度も思ってはなかなか一歩を踏み出せない。次こそはと思うのだけれど走れずじまい。。そんな日々が続いたそうです。これではもう走れなくなってしまうという思いから、気持ちを奮い立たし万難を排して走りに来たということでした。おそらく走ることが習慣化されていた以前であれば、走るまでにこんなにものエネルギーを使うことはなかったでしょう。走らなくなってしまうのも習慣になりますから、習慣というのはある意味怖いところもあります。
コロナ禍において私の知る限りでも、走ることから遠ざかってしまったランナーは多いです。それは様々な自粛であったり全国各地で大会が中止になったりしたことも大きな原因でしょう。このような状況でも走り続けるためには目的やモチベーション、走ることで欲求を満たす何かががなければ困難です。いろいろ調べてみると、この欲求についてとても興味深い説があることを知りました。それは「マズローの欲求5段階説」。アブラハム・マズローというアメリカの心理学者が「⼈間は⾃⼰実現に向かって絶えず成⻑する⽣きものである」と仮定して、⼈間の欲求を5段階に理論化したものです。⼈間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとするそうです。
詳しく説明すると、
一番下の第一階層にあるのが、生きていくための基本的・本能的な欲求です。食べたい、飲みたい、寝たいなどの生命維持的なものです。これが満たされると、一つ上がって第二階層にある、危機を回避したいとか安全・安心など最低限の暮らしがしたいという欲求を持つようになります。。身の安全や健康、不安の解消や危険の回避などがこれにあたります。さらにこれらが満たされると、第三階層、集団に属したり仲間が欲しくなったり、社会や集団、家族など他者との関わりを持ちたいという欲求を持つようになります。さらに第四階層は他者から自分を認めて欲しい、尊敬されたい、注目を浴びたいなどの欲求。第五階層ではあるべき自分になりたいとか目標の達成など、自分の活動や成長に強い関心を持つ欲求へ変化していきます。その後マズロー氏は第六階層の欲求である人や社会の役に立つことや貢献することなどを継ぎ足そうとしていたようです。
ここで少し前の話に戻ってみると、走ることはそもそも第二階層にある健康などの欲求を満たす役割があるといってもいいかもしれません。しかしコロナ禍において健康の保証はなくなり、身の安全に対する不安や危険の回避などが満たされない状況に陥ってしまいました。これでは先へと進めません。さらにはなるべく他者との関わりを避けたいという状況も第三階層を満たすことはできなくなり、大会等がなければ第四階層の他者から認められたり注目を浴びるという欲求もなくなりました。ですから習慣というだけで走ることができなくなったというよりは、このような欲求的なことも影響してるのかもしれませんね。
今後状況がよくなり自分の中で少しずつそれぞれの欲求が満たされるようになってきたら再び元気よく走れる日がやってくるかもしれません。しかし成り行きに身を任せるだけでなく、自分の意思をしっかり持って日々を過ごしていくことが欲求の階層を登っていくことに繋がっていくと思っています。