こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
疲れた体をいかに回復させてあげるかはランナーにとって日々の大切な課題です。
回復=休養。休養にもいろんなやり方があると思いますが、自分では手の届かない筋肉のほぐしに一役買っているのが体をメンテナンスしてくれるボールです。
サイズ、素材、硬さなどが異なる様々なものがありますが、私は大小2つのボールを持っていて上手く使い分けています。
一つはテニスボール位の大きさのもので、主に座った状態で太腿の裏(ハムストリングス)やお尻の付け根に入れたり、足裏の足底に乗せて転がして、ピンポイントで筋肉のコリをほぐすように使います。もうひとつは直径12㎝位のやや大きめ、固めのもので、寝た状態で背中や腰、お尻の下に入れて使ったり、うつ伏せになって腸腰筋や股関節周りに当てて使ったりと筋肉組織を広い範囲でマッサージすることができるのが特徴です。どちらも継続的に使うことでしっかりと筋肉をほぐすことができ、溜まった疲労を解消することでケガのリスクを減らしてくれます。
どちらも継続的に使うことでしっかりと筋肉をほぐすことができ、溜まった疲労を解消することでケガのリスクを減らしてくれます。
普段の何気ない時間をメンテナンスの時間にすれば、時間を有効活用することができますし、体にとってもいいことばかりです。走る行為はみなさんが考えている以上に体に負担がかかっています。体を使った分だけ、いやそれ以上に自分の体を労ってあげる時間を作ってあげてみてください。
私は指導している学生たちにも普段から言っています。「もっとメンテナンスやセルフケアに時間をかけよう。もっともっと自分の体を労る意識を高めよう。走る前、走った後、どれだけ体を労ってあげたかが競技力に直結してくるよ。」と。