こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
たまに何気ない会話から「走っているとき何を考えているの?」と聞かれることがあります。
そこで私はこう答えるんです。
「考えているんじゃないよ。感じているんだよ。」と。
最近の私は足の裏を感じ取ることに集中しながら走っています。足裏が地面に接したとき、指先、土踏まず、踵までが全て均等に地面を捉えることができたかどうかで調子の良し悪しが決定します。
好不調を判断する上でのセンサーみたいなことなものですね。足裏全体で地面を感じる(捉える)ことができたときは力みなく身体が前へ進み、脚や身体に余分な負担がありません。よって足の痛みや故障が激減します。さらにはお尻や背中が連動している感覚が出てくるんです。
逆にどこで接地しているのかわからないときは、足底筋が痛くなったり、ふくらはぎが痛くなったり。身体も疲れやすく疲れも抜けにくくなる。スピードにも全く乗れません。
本当に困ったものです。こうして私の身体はいとも簡単に変わってしまうんです、足裏の感覚によって。そこで足裏がよい感覚を常に得られるようにするにはどうしたらよいのか、悪いときの打開策はないものかを考えました。
私なりの答えは腰回り。
私はフォームを意識し過ぎると反り腰になる傾向にあるようです。そうなると股関節が上手く使えず、脚ばかりが頑張ってしまい、チカラの連動が上手くいきません。
よってチカラで強引に走ることを余儀なくされてしまうんです。
反り腰にならないよう、大腰筋という筋肉をいかに上手に作用させることができるか。
これが私にとって足裏の接地を理想の形にしてくれる大きなポイントなのかもしれません。
頭で考え走ることも大事ですが、自分の身体を感じて走ることはより大事な事のように思います。