こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
私はランニングの指導以外に、ランニング講座の講師を務めることもあります。ランニングの知識や走り方、マナーや安全に走ることの重要性を伝える講座です。
このような講座は全国各地で行われていますが、今回は神奈川県の横浜で実施されたため、地元の私が講師として選ばれたわけです。
参加者はフルマラソンの記録を伸ばしたいランナーから子育てしながら走っている初心者のランナー、そして日々1人練習している学生ランナーまで様々。レベルや目的もそれぞれ異なるランナーが集いました。
現代ではインターネットの普及によりたくさんの情報を得ることができますが、逆に多すぎて混乱してしまったり、実践してみても自分が出来ているかどうかよくわからないときもあります。しかし、対面してそれぞれの悩みや課題を聞きながら、私がこれまで経験してきたことや今も実践していることを多くの知識と共に伝えていくと、これからやることがイメージできて、なぜこのようなこと(練習)をやるのかがハッキリしてきます。そうすると参加者の顔が納得したような表情へと変わり、ランニングライフを「楽しく」「安全に」「継続」できるようになるわけです。
この講座を通して思ったことは、やはり「リアル」の場はとても大切だということです。長年たくさんの市民ランナーの指導を行っていますが、その人の表情や雰囲気を肌で感じながら、身振り手振りでこちらの熱量を伝えていくようなコミュニケーションと、web上でのある意味熱を感じないコミュニケーションとでは、伝わり方に大きな違いが出ると思っています。
今回私は一見「派手!?」に思われる出立ちで講座を行いましたが、いろんな角度から見ると見え方が違うんです。これがweb上でしたら正面のみしか見ることができません。何事も多面的に物事を捉えてみないと、よい考えは生まれてこないもの。
この「熱」を伝えていくためにも、リアルの場を大切にしていきたいと思います。