こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
空を気持ちよく泳いでいる鯉のぼりの姿が目につきました。暑くもなく寒くもなく、頬を撫でるそよ風が心地いいのがこの季節です。
外に出れば走りやすい気候なので、フルマラソンを終えてしばらく休んでいたランナーが、「そろそろ走り始めようかな」と思うきっかけの季節でもあるかもしれません。
これまで目標に向けて頑張ってきた心と体を静養させ、今後に向けて英気を養うためにしっかり休むことはとても大事なことです。「休む」とは、「全く走らないこと」だったり、「ゆっくりと走るが高強度のランニングはしない」だったり、また「走りはするが距離は踏まない」といったように、人にとって捉え方は異なり、休み方は様々でしょう。
そうしている間に秋や冬に行われるマラソン大会のエントリーも近づいてくるので、この新緑の季節とともにレースに向けて「そろそろ走ろうかな」という気持ちが湧いてくるかと思います。
もし今後、マラソン大会で何かを達成したいと思っているのであれば、先ほど述べた「そろそろ走ろうかな」といったセンサーを大事にして欲しいと思います。それは結末(目標レース)までの大まかなストーリーがイメージできるスタート地点だからです。この時期に○○と○○の大会にでようかな、そのためにはこのくらいの距離を走る練習をして、目標レースは○○と○○。みたいなものが自分の中でぼんやり描けているから、「そろそろ走ろうかな」と思えるのでしょう。ぼんやりでもいいので、秋や冬の目標レースを決めてみてください。自分の体に眠っているセンサーが「そろそろ」といった声をかけてくるかもしれないので。
目標レースが決まって心と体が少しずつやる気に満ちてきたら、目標タイムなども決めるとよいでしょう。それに向けてまた行動と思考が変わってきますから。