こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
夏本番がやってきました。
皆さんは来たるマラソンシーズンに向けてどのような日々を送っていますか?
この時期、スピードを出して走ることは"困難"ですし長時間走ることも"困難"です。しかしこの時期からある程度の準備をしておかなければ、あっという間にマラソンシーズンがやってきて意図した練習をこなすことも"困難"になってしまいます。練習はやらなければならないけど、なかなかできないジレンマに陥っているランナーも多いのでは。
そこでやれない理由を探すより、やれる理由を探してみるといいかもしれません。
例えば走り込みをして基礎体力をつけたいと思っているランナー。
走り込みの距離や時間は人によって違いますが、一気に走るのではなく小分けに走った方が集中力が持つかもしれません。例えば10kmを走るにしても、2km集中して走り休憩、再び2km走って休憩といったことを繰り返しての10km。休憩しながらだったら走れるかも・・、これがやれる理由。その方がフォームをより意識できるかもしれませんし、気持ちのリセットを繰り返しながら集中力を保つことができるかもしれません。休憩を取る分、少しペースを速めてもいいかもしれませんね。
これはスピード練習をするときも同じ。
400mを10回繰り返すインターバル練習をするならば、400mを3回走ってしばらく休憩、再び400mを3回走って休憩、残り2本は気持ちにもゆとりを持って走ってみてはどうでしょう。3本だったら頑張れるかも。そして休憩を入れたらまた3本走れるかも・・・、これがやれる理由。前にも述べたように、小分けにした分、走るペースを少しだけ速くすればより効果も得られます。もちろん無理に上げる必要はありません。大事なのは、1度きりの練習で気持ちと体力を使い果たさないこと。これで明日から疲れて走れなくなってしまっては元も子もありません。継続的に練習ができるよう夏を乗り切ることが重要。
暑くて走る気になれないランナーは、筋トレもオススメ。やり方によっては心肺にも負荷をかけれますし、怪我をしないための基礎筋力が付きます。走らなくてもやれることはいくらでもある、これがやれる理由。
こうでなくてはならないということはありません。暑い夏だからこそ固定概念に捉われすぎず、いくらでも工夫すれば気持ちも身体も満足するはず。この夏、やれる理由を探してみませんか?