3カラダの調子を整える「ビタミン」や「ミネラル」
ビタミン・ミネラルはエネルギーにはなりませんが、体内でタンパク質、脂質、糖質を有効利用できる様に助ける働きがあるので、健康維持、体調管理には欠かせない栄養素です。
ビタミンは体内ではほとんど合成ができず、不足すると欠乏症となるおそれがある有機化合物(炭素を含む化合物)の総称で、脂溶性と水溶性の2つに分けられます。
脂溶性ビタミン(A,D,E,K)は油脂に溶けやすく、大量に摂取すると過剰症になる可能性があります。
一方、水溶性ビタミン(B群,C)は水に溶けやすく余分な量は尿と一緒に排出されるため過剰症の心配がほとんどありません。
ビタミンは野菜や果物に多く含まれています。
ミネラルは、無機質ともいい、人のカラダを構成する元素から酸素・炭素・水素・窒素を除いたものの総称です。
人のカラダに必要なミネラルはカルシウム、鉄、ナトリウムなど16種類あり、野菜、果物、海藻、乳・乳製品に多く含まれます。
このように五大栄養素はカラダをつくる素になったり、動かすエネルギーになったり、調子を整えたりする役割を担っています。 それぞれが助け合って様々な働きをするため、ひとつでも不足すると、体調を崩す恐れがあります。 忙しい生活の中で常に摂取バランスを維持することが難しい場合は、五大栄養素を補給できるバランス栄養食品や、自分で不足を感じる栄養素を補うサプリメントを利用するのもよいでしょう。