花粉によるアレルギー状態(症状とQOL)を総合的に改善したLactiplantibacillus pentosusONRICb0240
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出典: Saito T, et al. Jpn Pharmacol Ther. 2019;47:1901-12.
鼻づまりや目のかゆみなどの症状が現れる花粉アレルギー反応に対し、食品によって改善効果があった臨床試験をご紹介します。 スギ花粉によると思われるアレルギー反応を経験したことのある20歳から65歳の健常成人34名(男性15名、女性19名、平均年齢47歳)を2つのグループに分け、Lactiplantibacillus pentosusONRICb0240(20億個)を含むタブレット、あるいは乳酸菌の入っていないタブレット(プラセボ)を1日1粒朝食前に8週間摂取し、対象者には摂取開始前(0週)と摂取4週および8週後に1xbet 모바일曝露室に入ってもらいました。 スギ花粉を3時間曝露し、30分毎に、日本アレルギー性鼻炎標準QOL調査票(JRQLQ NO.1)を参考に作成した記録紙を用いて評価したところ、 花粉によるアレルギー状態(症状とQOL)の総括的な評価指標である顔スケール(症状とQOLを含めたアレルギーを総括して評価したもの)が、Lactiplantibacillus pentosusONRICb0240摂取後8週目において有意に軽減されたことが確認されました。