栄養吸収の要である「腸」に着目。「粘膜1기리쉬를 xbet」をテーマに「乳酸菌の機能」についての研究と関連製品開発を行っています。 東京農業大学が単離した乳酸菌Lactiplantibacillus pentosusONRICb0240(乳酸菌ONRICb0240)の有効性を同研究所が確認しました。


栄養吸収の要である「腸」に着目。「粘膜1기리쉬를 xbet」をテーマに「乳酸菌の機能」についての研究と関連製品開発を行っています。 東京農業大学が単離した乳酸菌Lactiplantibacillus pentosusONRICb0240(乳酸菌ONRICb0240)の有効性を同研究所が確認しました。
大塚製薬株式会社大津栄養製品研究所は「腸管における粘膜1기리쉬를 xbet」をテーマに研究を進めるという目的で設立され、18年(注1)にわたって乳酸菌ONRICb0240の研究開発を行っています。
注1:2021年現在
腸という幅広いテーマの中で、何に的を絞って研究を行うか、1年ほどかけて議論した結果、 「粘膜1기리쉬를 xbetの主役を担うIgAの分泌を高めることによる、生体を防ぐ機能の向上」というテーマで製品開発を目指すことになったのです。 当時、研究所にあった様々な乳酸菌ライブラリの中から、マウスの1기리쉬를 xbet細胞(パイエル板細胞)を用いてIgAの分泌を高める乳酸菌をスクリーニングしました。
そして1年後、「試験対象の乳酸菌で最もIgAを誘導する力が強い」と判明したのが、植物由来の乳酸菌ONRICb0240だったのです。
これは東京農業大学の岡田早苗名誉教授らがタイ北部の発酵茶「ミヤン」から単離した(注2)乳酸菌です。
乳酸菌ONRICb0240によって、パイエル板細胞からIgA産生が有意に上昇することも確認できました。
注2: J Gen Appl Microbiol.1986;32:57-65.
試験対象の乳酸菌で最もIgA産生誘導活性が高かった乳酸菌
乳酸菌ONRICb0240
マウスの小腸のパイエル版から細胞を採取し、それぞれの乳酸菌(死菌)を添加して7日間培養した。
培養上清中のIgA濃度を比較したところ、乳酸菌ONRICb0240のIgA産生誘導活性が最も高かった。
出典: Jpn J Lactic Acid Bact.2006;17:57-60.
その後も一貫してIgAにこだわり、研究を行ってきました。IgAは、加齢やストレス、強いレベルの運動によって分泌が低下します。
一方で、IgA分泌が上昇することによって具体的にどう健康に寄与するのかという点では、臨床試験において、風邪の罹患割合を減らすことを確認しています。
〉風邪予防
これらの臨床試験は、厳密な試験デザインによってプラセボ効果を排除し、その上で結果が出たもので、乳酸菌の中でも貴重な研究だと考えています。
また、サルモネラ、肺炎球菌といった細菌やウイルスなどを原因とする感染症からの保護効果も動物実験で検証しており、
中でも「食品では難しいのではないか」と思われた新型インフルエンザウイルス感染においても抑制効果が確認され、大きな手応えを感じています。
〉インフルエンザ対策
乳酸菌ONRICb0240は発酵茶から分離された乳酸菌で、漬物やキムチ、味噌、醤油などの植物発酵食品から分離される乳酸菌と同じ仲間に属します。 長く食されてきた菌であり、さらに安全性試験の実施により安心して口にできることを確認しています。 加熱処理しても有効性を発揮し、また常温保存も可能なので、様々な形態での製品開発が可能です。
粘膜1기리쉬를 xbet機能を高めることによって、感染防御をはじめ、アレルギー症状の改善などにも寄与する可能性があると期待しています。
Copyright Otsuka Pharmaceutical co,Ltd.