スポーツ栄養
生命関連企業として、日々の健康維持増進への貢献を目指す大塚製薬は、運動・スポーツと栄養は健康維持増進に密接な関係にあると考えています。
医薬品事業のノウハウを活かし科学的根拠に基づいた製品の研究開発や、1992年から日本体育協会(現:日本スポーツ協会)と連携して取り組んでいる運動時の熱中症対策などのスポーツ医・科学研究に基づく啓発活動、ジュニアからシニアまで、運動・スポーツを実施する幅広い世代層への製品や情報提供などの支援活動を通じ、トップアスリートのみならず誰もが安全に運動を継続できるようにすることで、健康課題の解決に貢献したいと考えています。
「健康寿命の延伸」を目指すなどの意識の高まりや、アスリートの世界を舞台にした活躍、そして国内での国際大会の開催が相次ぐ中、国民のスポーツへの関心が高くなっています。運動・スポーツによって健康づくりを目指す方や、日々の練習や試合でベストパフォーマンスを発揮したり、ケガを予防したいスポーツ愛好者やアスリートにおいては、「スポーツ栄養学」に基づいた適切な栄養管理が不可欠です。
この章では、運動・スポーツするカラダを支える栄養摂取についての基本的な知識について紹介します。健康づくりのために運動・スポーツを行っている方から、パフォーマンス向上やベストなコンディションを目指すトップアスリート、そして指導者の方々など、スポーツ栄養に関心のある多くの方のお役に立てることを願っています。